例外は下記の三つの条件によって発生するとのこと。
[第50回]より抜粋
①霊的な作用で、特定の職業(医師・弁護士)は、運気の良い姓名は少なく、例外となる
②夫婦・親子・兄弟の姓名から、吉凶の影響がある場合、例外となる。
③先祖の守護霊・他人からの霊障を受け易い人は、例外となる。
本文 http://blog.gakuyo951.jp/?eid=10158
①は医師(臨床医師・看護婦・福祉関係者を含む)や弁護士という職業が「霊的な作用」という理由で例外になるのだそうです。望月岳陽曰く「霊層的に低い職業」だそうです。同じ[第50回]にその理由が書いてあります。
なぜなら、霊層的に低い職業で、医師は、一般の人がイヤがる”体の病(やまい)”と向き合い、人のマイナス要素を担当し、弁護士は、”心の病”を担当し、毎日毎日人とのトラブル・紛争を聞かされ、医師も弁護士も、「明るく・綺麗で・楽しい生活」とは、ほど遠い職業なのです。
体の病や心の病を担当すると霊層的に低い職業なんだそうです。目も当てられない殺人事件や救いようのない悪党を日常的に担当する警察官は低くないようです。毎日ゴミを収集する清掃員や人の肥を回収するバキュームカーの作業員はとても「明るく・綺麗で・楽しい生活」とは行かないでしょうが、霊層的には低くないようですね。他にも…、ああ!山ほどあってキリがない!!
では、これら職業の人たちが「霊層的に低くない職業」転職したら、天命数霊術の判断は当たるようになるのでしょうか?
例えば弁護士が警察官に転職したら突然天命数霊術が当たるようになるのでしょうか?
その逆に警察官が弁護士に転職したら突然天命数霊術が当たらなくなるのでしょうか?
あり得ません。職業で姓名判断の当たり外れが変化するなんてとんでもない出鱈目です。貴方に転職経験があるなら、その経験を思い出して見てください。職が変わってあなた自身の本質が変化しましたか?キレやすい人間が職業を変わったら突然キレやすくなくなるのですか?涙脆い人が職業が変わると突然涙脆くなくなるのですか?金遣いの荒い人が職業が変わると突然貯金に勤しむようになるのですか?あり得ないでしょう。
この医師や弁護士の天命数霊術の判断が当たらない真の理由は別にあるのです。おいらが解説してみます。
医師や弁護士はその職業柄普通の人より物事を客観的に見ることに優れています。病気・怪我や事件内容は一方的な見方のみで解釈すればその後の処置を大きく誤ってしまい、時に人命にもかかわります。医師や弁護士は毎日客観的な判断をしていて、ゆえに鍛えられています。そしてその客観性は自分自身に対しても発揮されます。仕事で染み付いているので意識しなくともそうしてしまうのです。
冷徹な見識が鍛えられているこれら職業の人達に対して「天命数霊術の判断が当たらない」のです。それは純粋に「天命数霊術の判断が間違っているから」としか考えられません。だってそうでしょ?普通の人より客観性に優れた医師や弁護士が「天命数霊術の判断が違う」と言っているのだからそうとしか解釈できないのです。医師や弁護士という職業が例外として当たらないのではなく、彼らが天命数霊術の判断のはずれ具合を冷静に分析できているということです。逆に客観性に優れた医師や弁護士が揃って「正しい」というような姓名判断こそが「真理の姓名判断」と言うこともできます。ま、そんな姓名判断があるかどうかは知りませんが…。
以上が医師や弁護士の天命数霊術の判断が当たらない真の理由です。ゆえに①の例外は「天命数霊術」が間違ったものであるという事の証左になります。
②と③は巧みなクレーム対策です。つまりこういうことです。
貴方は自分が運が悪いと思い込み望月岳陽に改名を依頼した。金を払ってしばらくすると望月岳陽から名前が届いた。言われたとおりに新しい名前を毎日書いたり使ったりしていたがいっこうに運が上がった気がしない。むしろ悪いことが重なってくる。腹が立った貴方は望月岳陽にクレームをつける。
望月岳陽からは…
→②のパターン「夫(妻・親・兄弟)の姓名が悪いから」
→③のパターン「霊障を受けているから」
あなた大ショック!!
②では貴方は改名したとしても、その家族まで自分が改名したいと考えているとは限りません。家族に「改名してくれ」と頼んでもほとんどの場合、合意してくれません。そうなると貴方は結果として使えない改名をしたことになります。しかし例外なんだから仕方ないと納得するしかありません。
③ではもっと酷いです。霊障です。原因の正体が見えないのです。冷笑するしかありません。こうなると何のために改名したのか分かりません。しかし例外がなんだから仕方ないと納得するしかありません。
このように望月岳陽はこの②③の例外を用いて天命数霊術の改名で予定通り効果が得られなかった場合の弁解に使っているのです。岳陽はブログの中では度々偉そうに「天命数霊術こそ日本の宝!!」などと書いている為、依頼者からすると金まで払ってその効果が現れないのでは怒り心頭です。
そこで「例外」です。依頼者がクレームをつけようにも「例外だから」と言い訳が立ちます。③の例外が「霊障」を上げているのもその為です。①②は依頼者側で確認できる限定的な事柄です。ところが③の「霊障」は依頼者がその存在を確認することができません。しかもあらゆる事に適応できます。病気・怪我・事故・精神不安定・運等あらゆるマイナスの出来事は「霊障」で片付ける事ができます。依頼者にどんな災いが起ころうとも「例外」の「霊障だから」という理由にしてしまえば「天命数霊術」の身の上は安泰です。「霊障」は万能なクレーム処理方法なのです。商売上とてもよく考えられたクレーム対策です。
その証拠として、試しに望月岳陽に「改名を頼みたいのだが霊障があると例外になってしまうので、先に霊障があるかどうか見て欲しい」と依頼してみてください。そして見てもらい、霊障あるなしの返答に関わらずこう言ってください。「根拠を見せろ」ってね!絶対根拠を見せることはできませんよ!
あ、今どこからか声が聞こえて来ました。「望月岳陽はブログの中で自分は霊能者ではなく霊視もできないと書いている」なるほど。[第195回]に確かに書いてますね。え??それだったら③の例外はどうやって判定されたのですか?だって③は天命数霊術の判断が当たらないという人を調べて「霊障」の影響だって確認したから例外として上げているのですよねえ?「霊障」だって誰がどうやって確認したのですか?
なになにふむふむ。望月岳陽の娘が霊能力があると[第169回]で書いてありますね。つまり望月岳陽は霊能力を持つ自分の娘を使って天命数霊術の判断が当たらない人を「霊障」の影響だと確認したということでしょうか。そうは書いていませんが、ブログを読む限りそうとしか解釈できません。だったら望月岳陽にはこう依頼しましょう。「改名を頼みたいのだが霊障があると例外になってしまうので、その前にあなたの娘さんに霊障があるかどうか見て欲しい」とね。そして見てもらったら「その根拠を見せろ」って言うのを忘れないように!根拠もなしに霊障のあるなしを言われても信用できないでしょ?決して根拠を見せる事はできないでしょう。
[第257回]のpostを読むと、三つの例外が再録されています。以下はその抜粋です。
①夫婦・家族に影響受けやすい”偶数”の姓名である例外。
②分野が異なるが、先祖の守護・他人からの霊障・土地環境及び建物の吉凶などに影響する例外。
③臨床医師・弁護士・2〜3世の政治家など、職業的に影響する例外。
おいおい、例外の範囲が広がっているよ…。しかも何で「2〜3世の政治家」なの?意味わからん。根拠を示せよ。
今後も例外の範囲はどんどん広がって行くことでしょう!!
ちなみにおいらは熊﨑式姓名判断の関係者ではありません。
熊﨑式姓名判断は康煕字典派・新字体派、共に当たっているとは思いません。
天命数霊術よりマシだけど、明らかに外れている場合があるのです。
ただ熊﨑式は外れたのを「例外」で「霊障」だなんて言い訳しません。
それだけでも望月岳陽の天命数霊術より随分紳士的です。