2009年8月6日木曜日

天命数霊術?これってパクリじゃね!?

望月岳陽の天命数霊術のブログを読んでいると、熊﨑式姓名判断に対する批判を頻繁に目にすることになります。執拗に繰り返し批判しています。その様はまるで殺人さえも厭わないイカれたストーカーのように薄ら寒いものです。

その批判の矛先は主に熊﨑式が「9・19を凶数」と判断していることに対してです。それは天命数霊術が9・19を最大吉数と判断しているためです。「9・19を凶数とするなんて間違っている!許しがたい!愚かしい!ワシが正してやる!」と、この通りには書いてありませんが、心証としてはこういった事を繰り返し書いています。

9の数字については「天命数霊術?なんじゃそりゃ!」で既に語りました。
ここでは望月岳陽の熊﨑式批判を検証してみます。

熊﨑式は四文字名だと以下のように計算します。
1 2が姓、3 4が名。
1 2 3 4
1 + 2 = 天格
3 + 4 = 地格
天格 + 地格 = 総格

天命数霊術は四文字名だと以下のように計算します。
1 2が姓、3 4が名。
1 2 3 4
1 + 3 = 天格
2 + 4 = 地格
天格 + 地格 = 総格

このように天格と地格の計算方法はまったく違うのです。名称は同じでも計算方法が違うのだから判断する角度が違うのは当たり前です。熊﨑式は彼らの計算方法で「9は凶」と言っているのです。熊﨑式が天命数霊術で言うところの天格が「9なら凶」とはひと言も言っていないのです。比較するなら同じ土俵でなければならないのは小学生でも知っています。従って望月岳陽が熊﨑式の9の判定を批判するなら、熊﨑式の計算に則って「9が凶数という判断は間違いだ」というのを証明しなければなりません。そうしなければ批判は単なる「言いがかり」になります。読んでもらえば分かりますが、それゆえ望月岳陽がブログで繰り替えしている批判は「言いがかり」そのものなのです。

ついでに言うなら「天格」「地格」「総格」の名称は熊﨑式が昭和初期から使用していたものです。天命数霊術を「望月岳陽発明のオリジナルの方法」と自慢し、熊﨑式を小馬鹿にするなら、この名称を使うべきではない。自分で新しく考えたものを使うべきです。名称を盗用しておいて熊﨑式批判を繰り返すとは、人生71年も生きていて、恥知らずなことです。

更に言うと望月岳陽のブログで多数出てくる熊﨑式姓名判断は、その全てが「熊崎式姓名判断」と記されています。お分かりですか?正式には「﨑」なのに「崎」と記されているのです。この二つのサキは画数が1画違います。仮にも姓名判断を生業とする者が画数の違う漢字を間違えて記すなんて言語道断。赤っ恥飛び越えて黒っ恥と言ったところでしょう。こういった精確性を欠く細かいミスは信頼性に疑問を投げかけるものです。

更についでに言っておきましょう。
四文字姓名の場合天命数霊術の計算方法は「桑野式内画法」による計算の内運A(=天格)、内運B(=地格)の計算と同じです。「桑野式内画法」は戦後十数年を経て現れた独自の姓名判断です。つまり天名数霊術以前にこの型の計算方法による判定は既に世に存在したのです。望月岳陽はブログで何度も天命数霊術の「オリジナル性」を自慢していますが、既に存在するものを土台にして手を加えて行った結果、現在の形になったと推察されても文句の言えない立場です。本人は口が裂けても「桑野式内画法の計算を土台にした」とは言わないでしょうけどね。